緩和ケア– category –
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緩和ケア
重すぎるボール
テニスボールのことではない。 ここのところ、重すぎるボールがいきなり飛んでくるのだ。 大学病院や総合病院で地域医療室が活発に活動をしている。退院促進が重要な任務だ。末期癌患者は・・地域の在宅へと送られてくる。しかし、在宅酸素、中心静脈栄養... -
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ソフトクリーム
今日は、あべちゃんのIVH(中心静脈栄養)カテーテルを挿入した。 もう、何ヶ月食べていないだろう?もう寝たきりになってどのくらいだろう? 2週間前にカテーテル熱を出して、一旦IVHを抜いて、末梢からの点滴で栄養管理していた。抗生剤も投与して、元... -
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許し・・
今日は遅出であった。 午後の往診前にあべちゃんの部屋に行った。いつも静かな部屋の前だが、今日はなにやら聞こえてくる。ノックをしたら、男性の声がした。 入ると息子さんとあべちゃんが手を握り合って、笑っているところだった。二人とも顔をくしゃく... -
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会いたい・・
「今日は調子いいね~」『そうどすか~?えへっ・・』とあべちゃんは笑った。『こないになんも食べてないのにね・・』『もうじきやなのに・・こないに元気でえんやろか~?もう死ぬだけやのに・・』 「・・・あのね・・・息子さんに会いたくない?」『・・... -
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あべちゃん
『あべちゃん~』・・・と看護婦達は呼ぶ。 そんな、愛嬌のあるおばあちゃんである。 最初の出会いは、腰痛で整形外科に5年前に入院してきたときである。腰椎の圧迫骨折でひどく痛み、寝返りもつらい状態だった。 貧血があり、整形外科の主治医が診て欲し... -
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スキラス胃癌
昨年の秋に紹介状を持って独りの患者さんが来院された。娘さんと一緒だった。73才。 開業医の先生に『スキラス胃癌』の診断をつけられていた。その治療を希望されて来院。しかし、本人には病名は知らされていなかった。胃透視、内視鏡フィルムを見て困った...
