緩和ケア– category –
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大きな個室
転移性肝癌の患者さんが『正月は外泊したい』と言う。むくみで、もう点滴が入らないので中止した。『頑張って食べる』と言う。。起きあがるのがやっとだけれど、『一度家に帰りたい』と言う。外泊用に病院の車椅子とポータブルトイレを貸し出すことにした... -
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癌性疼痛
僕がまだ虎ノ門病院で研修中だった頃。一人の在イスラエル日本大使館の一等書記官が入院されてきた。腹痛と背部痛があり、現地の医者に診てもらって急遽帰国。英文の紹介状からは肝臓のエヒノコッカスが疑われると書いてあった。肝臓の大きな腫瘤で、他に... -
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下顎呼吸
午前一般外来。 風邪がこじれて気管支炎の人、急性腸炎で下痢がひどい人、インフルエンザの予防接種、良くなった十二指腸潰瘍の人、腹痛で精査予約した人などなど・・・いっぱいだった。39℃の患者さんで昨日から何も食べられず、急性腎盂腎炎が疑われた人... -
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瞬きだけ
今日は往診10件。 その中に51才の脊髄小脳変性症の患者さんがいる。要介護5度。毎日ヘルパーさん、訪問看護師がきている。家には夫と息子一人だけ。 体中が拘縮して、ちょっとしたことで不随意反射が出る。全身の麻痺でもう8年くらい寝たきりである。食べ... -
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何ができるか・・
原発不明の転移性肝癌。74才。 毎週、皮下埋め込みポートから肝動脈カテーテルを通じて抗ガン剤の動注療法を行っているが、縮小する気配はない。延命効果はあったのかもしれない。治療はできないが、希望の灯は消せない。 彼には、ありのまま説明し病状を... -
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終末期医療について
《ターミナルケアーについて》 ターミナルと判断することに安易であってはならない。 医学の進歩を信頼した上でのターミナルケアであるべきである。 ターミナルの概念は、一刻一刻変化していくものである。 医療の本質として、我々は告知を避けるべきでは...
