livedoorblogより移転しました。

有縁社会を目指して

僕は、診療所で外来診療、訪問診療の他に、病院で患者も受け持っている。

だから、病院からの視点も在宅からの視点も持ち合わせている。
緩和ケアにもNSTにも力を入れているが、今回の診療報酬改訂ではこれらの活動は大病院でなければ点数化されない条件にされてしまい、悔しい思いをしている。

それは、さておき・・
最近思うのは、病棟から在宅へ帰れる人が少なくなってきている事実である。
原因は、独居、老々介護、認認介護、経済的な問題。
施設入所待ちは長期に及ぶ。
独居の方で末期がんのかたや老衰の方は帰せない。
無縁社会が問題となっている。

終の棲家はどうあるべきか?
従来の在宅(自宅)療養は今後ますます狭き門になるのではないだろうか?
自分自身や親戚をみても、その方向は明らかだ。
キュアからケアへのパラダイムシフトは起きてきているが、その受け皿となる場所が足りない。
ケアを受ける場所のパラダイムチェンジが必要なのではないだろうか?
無縁社会を有縁社会に変える社会変革が必要ではないだろうか?

終の棲家になり得る望ましい場所をもっともっと国をあげて作らなければならないと感じている。
グループホーム、それも認知症中心ではなく、末期がんや老衰も含めたグループホームの考え方、疑似家族の形成・・
これは、宮崎のNPO法人『かあさんの家』が実践されている。
さらに、新型ケアハウスの開設をもっともっと増やすべきであろう。

日本社会は変わらなければならない。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次