診察中に特別養護老人ホームから電話がかかってきた。
101才の女性が今朝から高熱を出して何も食べなくなったと言う。
昨日までは元気だったそうだ。
このまま食べないと・・
101才と言えども放ってはおけない。
急患として来てもらった。
全盲であるが耳は良く聞こえている。
問診にも明瞭に応えられるから驚いた。
舌、皮膚に脱水兆候が現れている。熱も38度5分と高い。肺炎は無い。腹部も正常。
鼻水、のどの痛みと高熱、白血球が高くないから感冒が疑われる。
入院してもらうことにした。点滴して早く良くなって元のホームに帰って頂こう。
でも、脱水高度で高齢だから血管が出ないので点滴するのにひと苦労した。
『痛いから止めて~』と言われた。ごめんね・・
若くても不治の病気で末期の人もいれば、80代で老衰の人もいれば、
こういう元気な超高齢者もいる。
同じような医療はできないし、するべきではない。
看護師も「かわいいおばあちゃん、早く良くなってね!」と言っていた。

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