鶴居村ハートンツリーから霧多布岬へ

5月21日木曜日、次の宿泊所ハートンツリーにチェックインするまでには時間があるので、釧路湿原をドライブしてみたいと思った。しかし、どの展望台も犬連れには難しく、木道へはペット同伴は禁止になっていた。また、熊との遭遇も怖かった。ネットで調べていけそうな展望台は「コッタロ展望台」だった。

目次

コッタロ湿原展望台

木造の建物がありトイレもあった。中央をくぐり抜けるとまっすぐに階段が何段もあったが、覚悟を決めて登った。ルークはとても無理なので車中留守番とした。他の観光客は一人だけいた。
フーフー言いながら最上部まで登ると湿原が展望された。望遠鏡も持参したが動く物、動物は見えなかった。

野生の丹頂鶴

さらに釧路湿原の中の道路を走っていると、畑の中に丹頂鶴がいることに気づき停車した。すぐに望遠レンズを用意して撮影した。音を立てないように静かに静かに・・。畑にある何かおいしい物を食べている様子で全然驚きもせず、ひたすらに食べていた。ふと振り返ると反対側には柵の向こうに親子馬がのんびりと草を食んでいた。のどかだなあ❗

鶴居村

鶴居村は、北海道釧路総合振興局管内の阿寒郡にある村である。現在、釧路総合振興局では唯一の村となっている。 「日本で最も美しい村」連合に加盟している。南は釧路湿原展望台、北は道道241号線に至る大きな村である。
中心部に三つ星ホテル HOTEL TAITOつるいむら湿原温泉ホテル、村役場、鶴居たんちょうプラザ つるぼーの家
村立鶴居診療所などがある。きれいな街で広くて、静かで、豊かな街の印象がある。
つるぼーの家でソフトクリームを食べた。格別に美味しかった❗

ハートンツリー到着

ハートンツリーは楽天トラベルで見つけ予約したが、いろんなサイトで紹介されている。
三つ星ホテル、丘の上のオーベルジュである。
宿泊、レストランはじめいろんな地域活動や結婚式披露宴もやっておられる。
当日はご主人と息子さんにおもてなししていただき、奥さんの服部佐知子さんは出張で不在だった。
ハートンツリーの名前の由来が二つあって温かい。

  • heart on tree 「自然な木の上でゆらゆらとハートが浮かんでいるような、愛らしい場所にしたい」
  • オーナーである服部(はっとり)さんの苗字の言葉遊びとも言われている。

阿寒出身の服部佐知子さんがこの土地をいたく気に入られ購入したとのこと。当時は未だ道も整備されていなかったようである。食・体験・交流をテーマに、1999年ファームレストランとして鶴居村のなだらかな丘の上に家族でオープンされた。

夕食はとても美味しく自然の恵みをいっぱいいただいた。ホエイパン、ホエイキャラメルを製造されている。
こんな素敵な場所で連泊することにしたことを大変良かったと思った。
今夜は新月に近く、星がいっぱい見えそうなので星景写真にチャレンジしよう。
夕食を終えての日没もきれいなグラデーションに彩られていた。
明日は霧多布岬までドライブして運が良ければ、野生のラッコに逢えるかもしれない。
コテージの外は寒かったが堪えて天の川を撮影した。肉眼ではどこに天の川があるのかわからないがアプリで方角を確認して撮影したら見事に捉えていた。
明日はラッコに逢える。わくわくしながら、ぐっすりと眠った。

朝のハートンツリー

気持ち良い朝の散歩をして、朝食をいただいた。新鮮な牛乳がとても甘く美味しかった❗
霧多布岬までは走行距離106kmで約2時間弱だろう。
天気は良いし安全運転に気をつけてゆっくり走ろう!

野生のラッコに逢えた

霧多布岬まではスムーズに走行できた。途中、平坦な島みたいな半島みたいな景色が広がっていた。
アゼチ岩と言うらしい。ここには絶滅危惧種エトピリカ(美しい嘴というアイヌ語)が少数生息しているらしい。
岬は快晴だった。
岬に向かう道の途中で海面を見下ろしている観光客がいた。その先に目をやると一匹ではなく複数のラッコがのんびりと浮かんでいた。びっくりした。早速、でも落ち着いて望遠レンズに付け替えて狙った。いるいる、たくさんいる。波にまかせて、仰向けで例のあのラッコスタイルで浮かんでいる。岩の上で寝そべるラッコもいた。隣にはカモメも浮かんでいた。
岬の先の方にいくと若いカップルがいて、「あそこに親子のラッコがいますよ」と教えてくれた。遠くの方で黒い物が浮かんでいる。望遠レンズで見ると確かに親子ラッコが浮かんでいた。
ビデオ撮影に替えて撮影した。子ラッコはじっと寝てるだけで親ラッコはなにやら盛んに動いている。やがて親ラッコは子ラッコをお腹に抱いて満足そうに浮かんでいた。水族館のラッコも珍しいのにこんなに間近に観察できるなんて思いもよらなかった。これも予想外の遭遇だった。
岬の端の岩の上には水鳥達が群れていたがエトピリカはおらず、カモメ、ウミウばかりだった。

親子ラッコを捉えた。親子の愛情をひしひしと感じた。

琵琶瀬展望台

帰り道の途中で琵琶瀬展望台に立ち寄り、牡蠣ラーメンを食べた。霧多布湿原が見渡せた。
ここらあたりは昆布の故郷。ラッコは昆布の近くにいるのが似合う。

次回は、いよいよ旅の終わり。
十勝川温泉でゆっくり湯に浸かって、旅の起点小樽港に戻る予定。

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この記事を書いた人

⼩宅 映⼠(おやけ えいじ)
趣味は、テニス、写真撮影、音楽鑑賞など

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