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小宅の起源を探る
小宅という姓は珍しい。珍しいが全国にちらほら見かける。亡くなった父も兄も晩年によく小宅のルーツにまつわる話をしていた。令和2年の夏に82歳で亡くなった兄の小宅信吾が書き残した原稿がある。亡くなる前に弟である自分にそれを託してきたのだった。そ... -
高齢者のMulti-problemはNBMが解決する
日本内科学会2024年12月最終号は《高齢化に伴うMulti-problem症例の対応》在宅・クリニックから病院まで・・・という特集です。 特養にいて感じること 高齢者がいかに多くの問題点を抱えているか?特別養護老人ホームに勤務して本当に実感します。個々の事... -
パーソナリティー障害は深刻な疾患
パーソナリティー障害とは? パーソナリティー障害とは和訳すると「人格障害」となるが差別的な用語のおそれがあり、「パーソナリティー障害」で統一されている。ICD-10での定義は「その人の属する文化から期待されるものより著しく偏った内的体験および行... -
退職前のあれこれ
ありがとう!ありがとう! 訪問診療(往診)は、NBM(narrative based medicine)と考えている。A氏は、零戦乗りで特攻隊員であった。出撃直前に終戦となった。予科練の生徒だった。終戦後は放射線技師として働いてきた。子供達も家を出て、奥さんも亡くな... -
採用通知が届いた
第1候補の特別養護老人ホームからの採用通知が正式に届いたと報告があった。ついに、大きなターニングポイントが訪れる。現診療所での退職にむけての申し送りも順調に進んでいる。患者さんからは、叱られたり、別れを惜しまれたり、感謝されたりと胸が熱... -
特別養護老人ホームでの面接を受けた
午前中の外来診療を終えて、すぐに施設に向かった。民間医局のエージェントと予定の10分前に現地待ち合わせだった。なんとか間に合った。施設長、事務部長、看護部長の3名と面接をしていただいた。今までは、送り出す立場で特養のことはケアマネージャーか...