医療– category –
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パーソナリティー障害は深刻な疾患
パーソナリティー障害とは? パーソナリティー障害とは和訳すると「人格障害」となるが差別的な用語のおそれがあり、「パーソナリティー障害」で統一されている。ICD-10での定義は「その人の属する文化から期待されるものより著しく偏った内的体験および行... -
ピロリ菌について想うこと
はじめに 内視鏡検査の研修は、虎ノ門病院で始めた。昭和53年頃であった。師匠は故福地宗太郞先生であった。胃カメラの時代は終わろうとし、直接胃の中が見えるファイバースコープの時代に移行する頃であった。『胃カメラ』という言葉は使わないように指導... -
退職前のあれこれ
ありがとう!ありがとう! 訪問診療(往診)は、NBM(narrative based medicine)と考えている。A氏は、零戦乗りで特攻隊員であった。出撃直前に終戦となった。予科練の生徒だった。終戦後は放射線技師として働いてきた。子供達も家を出て、奥さんも亡くな... -
医師としていつまで働くか?
はじめに 65歳で常勤勤務医を退職し、非常勤として外来診療、訪問診療、内視鏡検査を続けてきた。72歳の今、これからをどう生きるか考えた。身体的には元気だと思う。仕事をしなくなって趣味だけの生活になる自分は果たして生き生きしていられるだろうか?...
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