介護– category –
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特養常勤医と在宅医(家庭医)の違い
長く、往診や訪問診療を続けてきた。当初は居宅(自宅)しか無かった。介護保険制度ができた頃から徐々に施設への訪問診療が増えてきた。医師と患者さん・家族との関係は居宅と施設で異なる。居宅では独居の方や昼間独居の方を除けば誰か家族がおられる。... -
入所者を把握するために
特養に就職してひと月が過ぎた。ようやく慣れてきたかもしれない。施設は広い。医務室からフロアや詰め所への動線がなかなかつかめず施設内をうろうろしてしまうことがようやく減ってきた。各階のエレベーターや階段は、入所者さんが誤って踏み入れないよ... -
看取り介護に取り組もう!
特養は『終の棲家』とよく言われる。周知のことと思われる。利用者本人も家族からも期待が大きいと感じる。しかし、施設での看取りは容易ではない。きちんとした体制がとれていなければ叶わないことである。看取り介護を行えるケアチームができていること... -
特別養護老人ホームの常勤医が処方するには
特養の常勤医が処方できない謎が、いろんな人に聞いてようやくわかってきた。グーグル検索すると、特養では医療保険が適応されないこと、初診料や再診料や往診料、各種指導管理料も算定できないが検査や処方はできると記載されている。『介護保険と医療保... -
特養常勤医になって気がついたこと
特養に常勤医として就職して2週間が経過した。新しい環境に慣れるのは大変だ。医療施設から介護施設に変わった訳だから、まごつくことが多い。治す場所からケアする場所に変わったのだ。 社会福祉法人に入職して 特養入所者125名、ショートステイ15名の大... -
医療・介護とICT
ICTとDXの違い ICTとは Information & Communication Technologyの略であり、情報技術にコミュニケーションの要素を含めたものと言えます。情報技術と通信技術の両方が融合して成り立つものです。わかりやすく言えば、デジタル情報をインターネットを...