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看取り介護に取り組もう!
特養は『終の棲家』とよく言われる。周知のことと思われる。利用者本人も家族からも期待が大きいと感じる。しかし、施設での看取りは容易ではない。きちんとした体制がとれていなければ叶わないことである。看取り介護を行えるケアチームができていること... -
特別養護老人ホームの常勤医が処方するには
特養の常勤医が処方できない謎が、いろんな人に聞いてようやくわかってきた。グーグル検索すると、特養では医療保険が適応されないこと、初診料や再診料や往診料、各種指導管理料も算定できないが検査や処方はできると記載されている。『介護保険と医療保... -
特養常勤医になって気がついたこと
特養に常勤医として就職して2週間が経過した。新しい環境に慣れるのは大変だ。医療施設から介護施設に変わった訳だから、まごつくことが多い。治す場所からケアする場所に変わったのだ。 社会福祉法人に入職して 特養入所者125名、ショートステイ15名の大... -
医療・介護とICT
ICTとDXの違い ICTとは Information & Communication Technologyの略であり、情報技術にコミュニケーションの要素を含めたものと言えます。情報技術と通信技術の両方が融合して成り立つものです。わかりやすく言えば、デジタル情報をインターネットを... -
パーソナリティー障害は深刻な疾患
パーソナリティー障害とは? パーソナリティー障害とは和訳すると「人格障害」となるが差別的な用語のおそれがあり、「パーソナリティー障害」で統一されている。ICD-10での定義は「その人の属する文化から期待されるものより著しく偏った内的体験および行... -
ピロリ菌について想うこと
はじめに 内視鏡検査の研修は、虎ノ門病院で始めた。昭和53年頃であった。師匠は故福地宗太郞先生であった。胃カメラの時代は終わろうとし、直接胃の中が見えるファイバースコープの時代に移行する頃であった。『胃カメラ』という言葉は使わないように指導...